コンピュータとの対話におけるタイピングの力はとにかく書いてエラーを見つけ、修正していくというトライアンドエラーの繰り返しを実施していくことで、身についていくものです。
プログラミング初心者でも何度も同じようなエラーを出しながら書き続けていくうちに、だんだんとタイピングミスが減って、本質的なプログラミングの問題に取り組めるようになっていきます。
自分で記述した1行1行のプログラムがどう言った効果を持っているのかを、知ることによってだんだんとオリジナルなことができるようになっていきます。
CODE写経では、長々とタイピングをして実行した時にエラーが出てしまうことによる挫折はなくなります。
慣れないキーボードを使って
厳密なコンピューターに命令を出す
という最悪の体験から
コンピュータと対話し、自由に制御するという素晴らしい体験へ
我々の問題意識
若い世代にとって、コンピュータに接する時間はどんどん長くなっています。この親しい隣人とも呼べるコンピュータを制御し使いこなすことができることは、頼れる相棒を生涯にわたって持つということです。
プログラミングは「コンピュータとの対話の手段」であり、プログラム言語を学ぶことは、コンピュータの特性を知り使いこなす方法を学ぶということです。
しかしながらプログラミングを学習するハードルの高さは、プログラム言語を覚えることの難しさだけではありません。
そもそも融通の効かないコンピュータとの「対話そのもの」が難しいのです。
自然言語であればすこしぐらい言い間違いをしても会話は成り立ちます。しかしプログラム言語では1文字の間違いで全く動かなくなってしまいます。
また、本格的なプログラミングにはキーボードタイピングが必須ですが、スマートフォンやタブレットが普及し、ユーザとしてコンピュータを利用するだけの目的であればキーボードによるタイピングの必要性はほとんどなくなり、キーボードに慣れる機会も減りました。
「扱いなれてないキーボード」を使って「厳密さを要求するコンピューター」に命令を出すという最悪の体験を、プログラミング初心者は、洗礼のように受けてしまいます。
タイピングミスは、コンピュターとの対話の体験を「無価値な修行」のように感じさせてしまいます。
プログラミングの初心者が初めてプログラミングをするときに、「コンピュータと対話し、制御するという」素晴らしい体験をしているはずが、たくさんのタイプミスをしかられることと、血眼になって小さなミスを探すことでヘトヘトになってしまって馬鹿馬鹿しい体験と認識していまうのは大変残念なことです。
CODE写経を使うことで、プログラミングによってできることをやさしく体感し、小さな成功体験を積み重ねられればきっともっと多くの人がコンピュータを、心強い相棒にできると思っています。
CODE写経で、プログラミングができることを体感し
小さな成功体験を積み重ねましょう!